抜けにくいハーネスはどれ?H型・Y型がいい理由|おすすめ商品も紹介

抜けにくいハーネス、H型、Y型、選び方 おすすめ犬用品

散歩中にハーネスがすっぽ抜けてひやっとした…

こんな経験はありますか?考えるだけで心臓が止まりそうになりますが、実は決して珍しい出来事ではないのです。私も散歩中にそのような状況に遭遇したことがありますし、ハーネスすっぽ抜けで逃げてしまった保護犬ちゃんを探しているという紙が回ってきたこともあります。

ハーネスはサイズ選びも重要ですが、同じくらい抜けにくい「形状」を選ぶことが大切です。

この記事では、犬の身体への優しさにも着目し、

  • ハーネスが抜ける理由
  • 抜けにくいハーネスの形状
  • 抜けにくいハーネスのおすすめ商品と比較表

について解説します。

ハーネスと首輪の違いやそれぞれのメリット・デメリットについては、こちらの記事で解説しています↓↓

首輪とハーネスどっちがいい?愛犬に合った選び方を解説
「首輪とハーネス、結局どっちを選べばいいの?」犬を迎えたばかりの方や買い替えを考えている方なら、一度は悩むのではないでしょうか。この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを、動物の体への負担や…

なぜ犬のハーネスは抜けるの?

ハーネスが抜けてしまう最大の原因は、犬が後ずさりしたときにハーネスの輪が肩を乗り越えてしまうことです。犬が後ずさりしたり飼い主が無理に前に引いたりすると、ハーネスは前方向にズレます。同時に犬の肩がすぼまり、ハーネスが肩の一番幅広い部分を超えやすくなります。肩を越えて首までズレてしまうと、あとは肩周りより小さな頭とバンザイ状態の前足が簡単に抜けるため、ハーネスがすっぽ抜けてしまうのです。
また、サイズが合っていないハーネスや、犬の体型に合わない形状のハーネスを使用していると、このような「肩を乗り越える」状態が起こりやすくなり抜けるリスクが高まります。

このような事態を避けるために、後ずさりの癖をトレーニングで改善することも考えられます。しかし、予期せぬモノ・コトに驚いたり怖がったりしているとき、犬はパニック状態で普段通り指示を聞けないことが多いのです。ハーネスは愛犬の命綱です。抜けにくい形状で愛犬に合ったものを選び、愛犬を物理的に守りましょう。

抜けにくいハーネスは何型?

抜けにくく犬の体にも優しいハーネスとして最もおすすめなのは、上から見るとH型になっていて、正面から見るとY型になっている「H型・Y型ハーネス」です。

ベスト型ハーネス

洋服のように胸部分を覆うハーネスです。ベスト型ハーネスは面で体を支えるため体への負担が少なく、デザインも可愛いものが多くて魅力的です。一方、引っ張りによって緩みやすいのが難点で、サイズ調整が十分でなく犬の体にフィットしていない場合は注意が必要です。引っ張り癖があるわんちゃんにはあまり向いていない構造です。

H型ハーネス

上から見たときに「H」の形に見えるH型ハーネスは、首周りと胴周りの2箇所に輪があり、それを直線のベルトで繋いだ形が特徴です。胴回りの輪は犬が後ずさりしたときに肋骨に引っかかるため、抜けにくい構造になっています。また、肩甲骨周りに干渉せず、犬が走ったり歩いたりするのを邪魔しない形になっています。一方で、首元がTになっている場合、首元を圧迫する恐れがある点がデメリットとして挙げられます。

H型ハーネスの図解イラスト
Y型ハーネス

正面から見たときに「Y」の形に見えるY型ハーネスは、胸骨に沿ってハーネスが通るようになっているため、首や気管への圧迫が少ないことが特徴です。また、H型ハーネスと同様に胴回りにも輪があるため、抜けにくい構造になっています。一方で、脇の下を通る形になっている場合は脇ずれを起こしやすい点がデメリットとして挙げられます。

Y型ハーネスの図解イラスト
H型・Y型ハーネス

H型ハーネスとY型ハーネスの両方のメリットを兼ね備えたハーネスは、H型・Y型ハーネスと呼ばれます。実は、H型ハーネスは正面から見るとY型に、Y型ハーネスは背中から見るとH型に見えるものも多く、分類は明確ではありません。体にやさしく抜けにくいハーネスを選ぶときの確認ポイントと考えるといいでしょう。

  • 正面から見るとY=首や気管への負担が少ない
  • 背中から見るとH=胴回りがホールドされて抜けづらい・肩甲骨周りが動かしやすい

このように、形に着目することでハーネスの特徴を簡単に捉えることができ、選びやすくなります。

H型・Y型ハーネスのおすすめ商品

ペルロスハーネス

ペルロス(PERROS)は、2008年にイタリアで立ち上げられた獣医師推奨のハーネスブランドです。

H型・Y型ハーネスで、首や気管への圧迫、脇の摩擦や食い込み、その他痛みを与えにくい設計になっています。また、首回りに留め具があることで装着の際に頭を通す必要がなく、恐怖感を抑えて装着することができます。首回り・胴回り・腹部でサイズ調整が可能で、愛犬のサイズに細かく合わせることができます。

素材はイタリア製の高強度ナイロンで、安全性はもちろんのこと、水洗い可能で速乾性もあります。XSサイズで約10000円〜とお値段はしますが、安心の5年保証です。質の良いものを長く使いたい飼い主さんにはぴったりの商品と言えるでしょう。


Alice’s Dog & Catさんはペルロスの日本正規代理店で、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング等に出店されています。中には正規品かどうか確かでない商品もありますので、出店者を確認してから購入することをおすすめします。

ゼロハーネス/Hakusan

Hakusanは軽井沢発のドッググッズブランドで、2016年に誕生しました。世界中から高品質なドッググッズを輸入・販売している、1stDogCafeさんのオリジナルブランドです。

Hakusanの「ゼロハーネス」はH型・Y型ハーネスで、犬の体にやさしく抜けにくい構造になっています。最大の特徴は、犬の体に当たる部分がネオプレーンというふかふか素材になっていること。ネオプレーンは、精密機械の保護材に使われるほどクッション性に定評のある素材なんだそう。サマーカットしているわんちゃん、毛が薄めのわんちゃんに特にピッタリですね。

着脱は、頭を通して腰回りのバックルを左右2箇所止めるだけ。足を触られるのが苦手なわんちゃんにも優しいですし、飼い主からしても手間が省けて助かります。ハンドルや反射ステッチがついているのも嬉しいポイントで、優しさとこだわりが詰まったハーネスです。価格は約5000円で、初めてのハーネスとしても手が届きやい商品です。

ウォーリアハーネス/Hurtta

Hurtta(フルッタ)は1997年に誕生した歴史あるフィンランドのドッグウェアブランドです。フィンランドの厳しい気候から愛犬を守る高い機能性とフィット感を兼ね備えた、高機能グッズを展開しています。

胸元はY型で首・器官への負担が少ない設計。胴回りに輪があるH型で、抜けにくく足回りが動かしやすい設計。また、胸元から腹部にかけてと背中部分がクッション性の高い素材になっており、愛犬の体を包み込むようにサポートしてくれます。H型・Y型・ベスト型、3つのタイプのいいとこ取りのような設計ですね。

ハンドルと反射ステッチがついていて、安全面もバッチリです。首回り2箇所、胴回り2箇所が調整可能で、愛犬の体にしっかりフィット。価格は約5000円〜。機能性にこだわりたい、世界中で愛されている商品を使ってみたい、北欧デザインが好き、という飼い主さんにおすすめです。

こちらも日本の正規代理店のショップ(1st Dog Cafeさん等)からの購入をおすすめします。

ニューモデルの「ウォーリアハーネス2」は、胸パッドがより多くの犬にフィットしやすい形に進化。サイズ展開が1段階増えて、より細かいサイズ調整が可能に。取り外しができる反射リフレクターがついて安全性も向上しました。

コンフォートハーネス/FURLOU

FURLOU(ファーロウ)は、ロサンゼルス発のドッグアクセサリーブランドです。ハーネスやリード、首輪などを中心に、デザイン性と機能性を兼ね備えたグッズを展開しています。

体にやさしく抜けにくいH型・Y型であることはもちろん、通気性の良いクッションが入った裏地で胸部への負担を軽減。4か所でサイズ調節できるためフィット感を細かく調整できます。ゴールドのDリングと絶妙なカラーがおしゃれですね。まさに、機能性とデザイン性を兼ね備えたハーネスです。

価格は公式サイトで6400円〜(送料別)。機能性を重視すると、どうしてもアウトドア感が強まる…おしゃれさも欲しい!という飼い主さんにおすすめです。日本では取扱店は少ないようですが、公式サイトでは絶妙なカラーがたくさんあり、見るだけで楽しいです。

まとめ

サイズ調整装着方法ハンドル主な特徴
ペルロスハーネス5ヶ所頭を通さない
足を上げない
なし獣医師推奨
5年保証
ゼロハーネス3ヶ所足を上げないあり日本製
クッション性◎
ウォーリアハーネス4ヶ所足を上げないありアウトドアブランド
北欧デザイン
コンフォートハーネス4ヶ所足を上げないなし都会的なデザイン

抜けにくさと体へのやさしさを重視して選ぶならば、H型・Y型ハーネスをおすすめします。ハーネスの形状に着目して、愛犬にぴったりのものを探してみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました